稲垣リフォーム、本日はマスキングテープのご紹介
マスキングテープとは、防水や塗装等施工の際、
溶剤などがはみ出して作業箇所以外を汚さないようにするための保護用の粘着テープです。
専門的には「養生」と呼ばれ、養生資材のひとつでもあります。
写真のテープは主にシーリング作業時の養生用に使用するマスキングテープになります。
(シーリング作業・・・外壁や建具のひび割れや隙間などを溶剤で埋める作業)
このマスキングテープも施工箇所の下地の状態や施工する材料など、
その場の状況により使用する物に違いがあります。
まず、写真左「水色のテープ」は、
テープを剥がした後にテープの糊が残ってしまう可能性がある場所
例えばガラスなどテープを接着させ易い場所での作業時に使います。
このテープは他の物より粘着力を少なくしているので
作業終了時テープを剥がした時に接着面への糊残りが少なく綺麗に仕上げる事が出来ます。
写真中央「青色のテープ」は、
シーリング作業時によく使われる標準的なテープになります。
粘着力もあり色々な材料に適応するので様々な施工箇所で使われるテープです。
写真右「緑色のテープ」は、
テープ接着面の状態が悪いとき、例えばテープ接着面積が少ないとか
デザイン性のある外壁など凹凸の多い場所などに使われます。
このテープは非常に粘着力が強いので凹凸の多い場所や少しの接着面積しかない場所でも
テープを接着させる事が出来るので作業を可能にしてくれます。
これ以外にもマスキングテープは用途により様々な物があります。
それを使い分ける事により作業を円滑に進める事が出来ます。